赤ちゃんの名付けは、一生涯その子に寄り添う大切なものです。責任重大ですよね。
性別がわかってから、毎日インターネットなどで名前候補を調べ、思い悩む日々。
人気ランキングや姓名判断サイトで調べたり、漢字の意味を調べたりしても、なかなか決められません。
我が家は思い切って、姓名判断の先生に名付け鑑定を依頼しました。
その際、赤ちゃんへの名付けのポイントや、よくある勘違いについていろいろと教えていただきました。
今回は、そのときに相談した内容をまとめてご紹介します!
赤ちゃんの名前に使う漢字の選び方
画数で選ぶ
姓名判断で名前をつけるなら、一番気にするポイントは画数ではないでしょうか?
凶数
2、4、9、10、12、14、19、20、22、26、27、28、34、36、43、44、46、49、50、51、54、56、59、60、62、64、66、69、70、72、74、76、79、80
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%93%E5%90%8D%E5%88%A4%E6%96%AD
(但し9は人格数に限り吉に成る)
一般的な吉数
1、3、5、6、7、8、11、13、15、16、17、18、21、23、24、25、29、31、32、33、35、37、38、39、41、45、47、48、52、57、58、61、63、65、67、68、81
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%93%E5%90%8D%E5%88%A4%E6%96%AD
以降は1と同じ意味になる。
名字の画数との組み合わせで、運がよくなる名前の画数も変わってきます。
名字は変えられないので、決まった吉数にそろえるためにパズルゲームのように画数の候補をしぼって名前を考えます。
音(陰陽五行説)で選ぶ
姓名判断同様、音の響きにも運気があります。
私は「宮沢みち先生」の五行からチェックして名付ける方式を参考にしました。
五十音から、【木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい)】を割り出して
家族でサポートできる音の名前をつけます。
我が家は、夫が【木】→私が【火】と、ちょうど私がサポートされる状態になってます。
そこで、チビヒメには【土】のグループから音をもらうことに決めました。
呼び名(読み方)で選ぶ
運勢とは別に、よみの響きで選ぶ方法もあります。
将来的に子どもが海外でも活躍するかも!という場合には気にしたほうが良いポイントです。
- 海外でも読みやすい名前にする
- 女性名・男性名とわかるような音にする
- 外国語で恥ずかしい音を避ける
まず、読みやすい名前というのは、「リサ」「エマ」「マヤ」みたいな名前です。
そういえば私の同級生に「ジョージ」くんがいました。
漢字は「丈二」でしたね。漢字にすると渋いです。
それと、見落としがちなのが海外では
語尾がオ(o)だと男性名、ア(a)だと女性名が一般的なことです。
あんまり気にしなくても良いかもですけど、違和感あるみたいです。
「ミオ」ちゃんは男っぽくて「ユウナ」ちゃんは女っぽく聞こえる。
なんか難しいですよね。
あと、気づかずにやってしまいそうなのが「海外では恥ずかしい音」。
例えば、「マリコ」はスペイン語で「オカマ」って意味だとか!
できれば、避けてあげたいです。
漢字の意味・由来で選ぶ
漢字にはひとつひとつ由来があるので、漢字の持つ意味を元に名付けることもあります。
会社の先輩がお子さんの名付けをしたときは、絵を描くように漢字のイメージで命名していました。
例えば「松岡さん」だったら、岡の上の松の木の情景が浮かびます。
静かな月夜に凛と立つ松の木。
→ 松岡 静(しずか)
みたいな名付け方です。風流でステキですよね。
子どもが大きくなった時に、名付けの由来を聞かれた時に答えたくなる名付け方です。
漢字の縦割れ・横割れ
漢字のヘンとツクリに分かれる漢字のことを縦割れの漢字といいます。
「優」だと人偏と、憂で縦にわけることができます。
この縦割れの漢字だけで、名字&名前ともに構成されていると縁起が良くないと言われています。
ここまでこだわりだすと、キリがなかったりするので・・・
いちばん気になるポイントだけ気を配って漢字を選ぶと良いかと思います。
使ってはいけない漢字
名付けに使ってはいけない漢字があります。
常用漢字表・人名用漢字表に載っていない漢字
です。
この2つに載っている漢字からしか、名付けはできません。
要注意です。
(http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/14/tosin02/index.html)
人名用漢字表
(http://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html)
あとは、縁起が悪くて使わないほうがいい漢字もあります。
動物を意味する漢字はあまり良くないとも聞いたことがあります。
しかし、条件を絞りすぎると名付けできなくなるので、ある程度の妥協は必要です(^_^;)
高学歴に多い名前・成績が悪くなる名前
林修先生がテレビで「キラキラネームと成績には相関性がある」とテレビで言って話題になったことがあります。
東大合格者の一覧は、読み方に迷う名前がないとか。(素直に読める漢字と読み方)
名付けた名前が原因というよりも、そういった名付けをする親の社会的背景が原因じゃないかと言われています。
あんまり知らない漢字をそのまま使っちゃったり・・・
深く考えずにアニメやゲームのキャラクターの名前を当て字で使ってみたり・・・
子供にとっては一生使う名前なので、あまり流行り廃りに関係ない名付けが良いかと思います。
姓名判断の先生に命名をしてもらった体験記
名付け鑑定を依頼することが夫婦で即決!
実は夫の名前は姓名判断の先生が名付けたもの。
そして私の名前も姓名判断の先生と相談してつけたもの。
双方の両親ともに、姓名判断の先生に相談して決めたんですね。
そこで、夫の名付けをした先生に問い合わせをしたところ、30年以上経っているにも関わらず、現役で活動してみえました。
名付け鑑定を依頼するまでの流れ
我が家がお願いした先生は、産後にしか相談を受け付けてくれません。
相談する際に必要だったのは
- 子どもの出生日時と時間
- 家族(親・親戚・兄弟)の名前
です。
出産後に夫が1人で先生の元を訪ね、候補を出してもらいました。
病院で入院中に、二人で候補の名前を見て決めました。
もしこの時点で、候補の名前に納得いかなければ、再度候補を出してくれます。(追加料金無し)
ちなみに家族の名前が必要なのは、同じ名前がかぶらないように、です。
深い意味はありません。
名前決定後は豪華な鑑定書・命名書を書いてくれる
名前決定後(退院後)に、改めてお話をうかがい、撰名書を書いていただきました。
そこで、いろいろと注意点などをうかがいました。
名付け鑑定で質問した名付けに関する疑問
ネットで調べた名付けのルールが多すぎて名付けできない!
- 苗字に合う画数で使える漢字が限られる
- 使える漢字の組み合わせで読みが限られる
- 消去法で残った漢字が名前に使って縁起がいいかわからない
このループなんですよね。
しかも、名前に「ん」はいれちゃダメとか「濁点」は入っちゃダメとか
ダメなルールが多すぎて、究極のパズルゲーム状態です。
ところが、先生曰く・・・
(´灬`)「漢字の意味も読みも関係ない、気にするのは画数」
先生ごとに考え方とか違うとは思いますが、我が家がお願いした先生は「画数至上主義」で他は気にしない方でした。
やっぱり全部の条件はクリアできないので、何を優先するかを決めて名付けしない決まりませんね!
名付けに欠かせないポイント(1)苗字に合う画数の漢字
我が家が相談した先生は「画数至上主義」なのでとにかく苗字との相性を気にしておられました。
だからまずは、苗字にあう画数を割り出して、これを元に探します。
名付けに欠かせないポイント(2)常用漢字辞書で読める読み仮名
キラキラネームはダメですよ、ということです。
当て字みたいな名前のことですね。
キラキラネームランキング1位の「唯愛(いちか)」ちゃんの名前は先生的にはNG。
この漢字を常用漢字の一覧でチェックすると・・・
- 唯(ゆい・い)
- 愛(あい)
となるので・・・
唯愛(ゆいあい)、もしくは 唯愛(いあい) じゃないとダメってことです(先生的に)
ゆあちゃんって読み方もNGですね。
名付けに欠かせないポイント(3)姓名判断で名付けた名前は正しく発音
一つ前の、常用漢字で読めるもの、というルールとつながりますが、先生曰くニックネーム禁止だそうです。
たとえば「ハルトくん」なのに「ハルくん」とか呼ぶのはNG。
「ハルト」で良い画数の漢字で命名した運気を生かせないんだそう。
これって聞いたことなかったので目からうろこでした。
だから、命名の時には口に出してみて呼びやすい
いちばんしっくりきた名前にしましたよー
一生、呼びかける名前ですからね(*^^*)
名付け辞典の人気ランキング
うちは先生に名付け鑑定してもらいましたが、名付けにお金はかけたくない!って人もいますよね。
先生から教わったポイントは、すべてお伝えしたので自分で名前を決めるために参考になる辞典を紹介します。
たまひよ赤ちゃんのしあわせ名前事典
毎年出ている、たまひよの名前辞典です。
名付けのコツなどや候補が見れます。
目玉はWEB鑑定のサービス。
名前の鑑定をしてもらうことができます。
悩みながら名前の運勢もチェックできるのでお得な一冊です。
赤ちゃんの名前ハッピー漢字事典
こちらは名前に使える漢字の辞典です。
漢字の意味や成り立ちなどを確認することができます。
たまひよのようにある程度候補から絞るのではなく、自分で組み合わせて名前を決めたい派の人におすすめです。
世界で通用する子供の名前は「音」で決まる
音で名前を決めるという考え方の参考にしました。
宮沢みちさんの本です。
これまで画数しか姓名判断を知らなかったので新鮮でした。
画数を決めた後に、読みを絞るために使うと便利です。
名付けは早めに!胎児ネームで呼んであげよう♪
胎教じゃないですけど、やっぱりお腹の中にいる時から赤ちゃんは聞こえてます。
胎動を感じるようになったら、声がけしてあげたほうがいいです。
だから、性別がわかったら早めに名前の候補をきめて、呼んであげると喜びます(*^_^*)
ぜひ早めに名前を考えて、呼んであげてくださいね!