子どもができて、子育てを始めると他所のお宅の子育て事情が気になるところです。
友人知人から職場の同僚まで、周りで子育てをしている家庭があると、子育てという共通の話題で盛り上がったりします。
そんな中、ふと気づいたのですが、世帯年収の高そうな家庭ほどパパがイクメン率が高いことに気づいたのです。
世帯年収が高い家庭=母親がほぼフルタイムで働いている
母親がほぼフルタイムで働いている家庭ほど、育児の分担がしっかりなされていることに気づきました。
例えば、
- 保育園の送迎は行くか迎えのどちらかはパパ担当
- 休日に子どもと2人でパパがお出かけできる
- 子どもと一緒にお風呂に入れる
このあたりはクリアしている家庭が多いです。
ちなみに我が家の夫はすべてクリアできていません(^_^;)
もしかすると家事分担もしっかりできているのかもしれませんね。
そうして、母親がフルタイムで働ける環境を夫婦で築き上げているのです。
世帯年収が高い家庭=夫がそもそも高収入
なんだか身も蓋も無い話ですが・・・
周りで聞いていて、母親がフルタイムで働いていけるほどの育児分担をしている家庭は意外と旦那さんが高収入です。
奥さん専業主婦でも、生活にゆとりあるよね?というレベルです。
年収のイメージ的には(夫)800万+(妻)500万とかの生活です。
具体的に年収の話なんてしませんが、勤めている会社の年収相場から推測するとこんな感じです。
なぜかはわかりませんが、周りをみているとこんな感じです。
パパがイクメンだから母親も働きに出られるのか、母親が働くからイクメンになったのか・・・?
隣の芝は・・・でしょうかねぇ?
世帯年収とイクメンの関係について
そもそも世帯年収は、共働きのほうが高くなるのは当たり前ですよね。2人で働くわけですから・・・
共働きなのに生活が苦しくなるのは、どちらかが扶養のギリギリのところで税金のせいで損したりとか、働いたせいで外食が増えてキャッシュフローが悪くなるとかそんな感じですよね。
基本的に、夫婦ともに就いている仕事が大好きで、時短とかせずに働けば世帯年収は高まります。
年収が高い=忙しい、はずなのに、イクメンでいられる理由ってなんでしょう。
大きく分けて環境と本人の気持ちに分かれるんじゃないでしょうか。
イクメンになれる環境①大企業
なんだかんだで、イクメンパパは大手の一部上場企業勤めだったりします。
仕事はすーっごく忙しいのでしょうが、福利厚生面で上手にやりくりして育児できる環境が用意されています。
まぁ、本人の能力が高くてこなせている部分もあるでしょうけどね・・・
これが、中小や零細企業だと難しいかもしれません。
少ない社員数で働いていたりするので育児を優先して仕事を止めることができません。
他の人に振り分けることが物理的に不可能だったりしますね。
また大切なお客さんや取引先を優先せざるを得ない下請け的な立場なので、家庭より仕事優先になってしまったりするのですね。
イクメンになれる環境②自営
自営も、仕事の内容にはよりますが、概ね育児参加がし易い仕事です。
保活中に、パパの送迎率の高い園に行ったことがあります。
保育士さんに尋ねると、「このあたりは、自宅でお仕事されているパパさんが多いので・・・」
と教えてくれました。自営強しです。
自営にしても、大企業勤めにしても、働くスケジュールを自分でハンドリングできる立場であれば育児に参加しやすいですね。
まだまだ入社したての社員さんや、独立したばかりのフリーランスさんのような、自分でスケジュールをハンドリングしづらい働き方のうちは、大企業でも自営でも育児参加は難しいかもしれません。
ある程度の仕事の実績があって、自分でコントロールできるからこそのイクメン化なのでしょうね。
イクメンになれる本人の気持ち
次に、気持ちの面でイクメンになるってどんなことだろうかと、勝手に推測してみました。
- 子どもができる前から家事分担ができていてその延長の育児分担
- そもそも、夫が子どもが好きな性格
- 奥さんの仕事に敬意をもっていてサポートする気持ちが強い
- 夫婦共働きの生活レベルになれてしまって維持するためにイクメンをしている
思いつくのはこれくらいかなぁ。
経済的にゆとりがあると、夫のおこづかいも多くなるし・・・夫の心のゆとりが増えて育児に還元されるっていうのもありますよね。
育児してみると子どもは素直に返すし(なつく)、そうすると子どもの相手が楽しくなるという好循環。
最近、子育ての話をしていて「年収高そうなのに共働きなんだねー」って思ったら「パパがめちゃイクメン!」と驚くことが何度かあって、今回イクメンと年収について考えてみました。
この例に合わない家庭もたくさんあると思うのですが、仕事好きな奥さんのために、いまどきの育児スタイルで成功している例がいくつも身近にあって驚きました。
時代は着々と変わっているのですね。こういうのを女性が輝くなんたら・・・というのかもしれませんね。