隣の芝生は青い。まさに、そう感じた今日。
子どもの教育費ってかけようと思えば天井なしというか、どこまでもかけられますよね。それでも、各々の家庭の教育方針やおさいふ事情によって、どこにお金をかけて、ここにはかけないっていうふうにバランスをとっているんだと思うんです。
それにもかかわらず、お金をかけているところばかり見て、人を羨んだりしてしまったちょぴり反省の吐き出しです。(ちょっと愚痴っぽいです)
他所は他所と思っていたつもり
何事においても、他人と比べてよいことなどありません。子どもの頃に、よその親と自分の親を比べることからはじまり、進学・就職・恋愛・結婚・・・比べ始めるとキリがないです。
見栄ですよね、なにごとも分相応がいちばんだと分かっていてもなんだか納得できませんね。なんでこんな気持ちになっているかというと、子育てにお金をかけることについて、羨んだからです。
わが家は、どちらかと言うと所得は低いほうです。夫に言わせると中流なのだそうですが、共働きでないと生活できないのだから、中流ではないと思います。中流って最低限、片方が専業主婦(主夫)しても、最低限生活できるものだと思います。お金持ちはその生活にゆとりが出るくらいの違い。
それで、教育方針としては基本的には公立一本で、あまりお金をかけないことになりました。かけないことを選んだというよりは、かけられないという現実でしょうか。
ところが、子育てサロンに通い始めると、あきらかに経済的にゆとりのありそうなご家庭と交流することも増えてくるのです。ワイドショーなどでママ友トラブルと叫ばれてるような、高級ランチに誘われて困るようなことはありませんが、教育への投資具合が豪華で、何もしてやれないチビヒメのことを思ってもやもやした気持ちになったのです。
見栄で見切り発車すると後が大変
子育てサロンにいるママたちは、住んでいる地域も近いので教育事情も似てきます(おけいこ先や幼稚園選びなど)
どのくらいの費用をかけているのかザッと計算しました。
- インタープレ(週3)・・・45,000円
- 幼稚園プレ(週1)・・・・5,500円
就園前で毎月5万円近くのおけいこ費用をかけています。そして幼稚園は、毎月約3.8万円かかる私立園です(給食・バスつき)。たぶん、就園児になってもおけいこは続けるのでしょうね。
さて、この生活を続けると就学前にいったいいくらかかるのでしょうか・・・
- インタープレ(2年)・・・108万円
- 幼稚園プレ(2年)・・・・13.2万円※2年プレの園です
- 幼稚園費用(3年)・・・・155万円
- インター(放課後)・・・・28.8万円
就園後も放課後にインターで英会話(週に1回)を習うと想定して・・・就学前に合計で305万円かかります。
なかなかの金額です。名古屋市の私立幼稚園就園奨励補助が出たとしても、わが家の年収だと約18万円の補助。287万円の教育費となります。
ところでわが家の教育計画です。
- 保育園(2年)・・・・・84万円
- 公立幼稚園(3年)・・・42万円
- 幼稚園預かり保育費・・・25万円
おけいこなしだとして、151万円です。
その差約、150万円。倍ですよ倍。まぁ比較するにはフェアじゃないですけどね。
最初のパターンは、インターのおけいこ費が入っているし、2つ目のパターンは保育園費や預かり保育費など、保育時間長めの設定になってるし・・・(共働きの試算なので)
実際にはおけいこだってやるかもしれないし、最初に試算したママさんだってインター以外のおけいこを増やすかもしれません。ちなみに、2人目ママさんで子育てサロンに通っている方がいうには1人目の就園児さんは月~金までお稽古三昧だそうです。
これで、「いいな、いいな、うちだってー」とうっかり真似をしてしまうと150万円くらい羽が生えて飛んでいってしまうわけです。軽の新車1台くらい買えちゃいますね。
教育費は大きくなってからのほうが大変
未就園児のうちから、湯水のようにお金をつかっていると後が大変なことになります。ちょっと古いけど、これ読んで手が震えそうになりました。
プレジデントオンラインです。長子が高校生の4人家族の家計事情です。火の車です。もし、就園前にたくさんお金をかけて、このような状況になったとしたら思うでしょう。「あの頃の150万円があったなら・・・」って。
そう思うと、今はそんなにお金をかけるのが怖いです。子育てサロンに出入りするママさんたちとは世帯年収(というかみんな専業なのでご主人の年収)が桁違いなのだと、自分に言い聞かせて見なかったことにしようと思います。よく手入れされたネイルとかも見てみないふりをします。じゃないと、遊びに行くたびに羨ましがってたら、引きこもりになってしまいそうです。
そんな時に心の拠り所になるのは、この間読んだ「早教育と天才」ですね。心強い内容。「お金をかけなくても熱心に教育すれば必ず結果が出る」
このことばを信じて、家庭教育をがんばっていかなきゃと自分に激をいれます。仕事復帰したら、そういう時間もとれなくなりますしね・・・
でも2人目は欲しいなぁ~(。・_・。)