夏休み用のドリルを2冊買いました。くもんと学研です。
この2社のドリルは1歳の頃に比較したことがあります。
https://www.note-s.net/work-4341.html
今回は「夏のおけいこシリーズ」の3歳版を2冊買って試してみることにしました。
通信教育と併用することについて思うこと
まず、うちはポピーを受講中で、わざわざドリル買う必要あるのか?は考えました。
https://www.note-s.net/?p=10030しかもチビヒメは保育園児のため、幼稚園児に比べて夏を持て余しません。
ですが・・・
ポピー受講も4ヶ月目にはいり、ワークをこなすスピードが上がってきたのです。
一応、お盆休みもあるし、ワークはあればあるだけやりたがるし、と思い買うことにしました。
特に夏のワークな内容も夏らしくて楽しい雰囲気なのも良さそうだなと思えたのです。
2冊のドリルの共通点
価格は1,000円未満
どちらも1,000円以下で手に入るお手頃価格のワークです。
学研の幼児ワークとくもんのドリルはシリーズ商品がありますが、だいたい同じ価格帯です。
ページ数は70ページ前後
全62ページ
全72ページ
どちらも70ページ前後のボリュームがあります。
厳密には10ページ(5枚分)の差がありますが、くもんのドリルは序盤が簡単すぎる運筆なので ↓
やりごたえとしては、同じくらいです。
もじ・かず・ちえの総合ワーク
学研:夏のおけいこ(3歳) | くもん:夏ドリル(3歳) | |
---|---|---|
もじ | ひらがな清音39文字 | 書きやすいひらがな12文字 |
かず | 10までの数 最後のページのみ12までの数 |
10までの数 |
工作 | ハサミできる/のりで貼る | はさみで切る |
迷路 | 5問 | 6問 |
線つなぎ | 3問 | 3問 |
その他ちえ | 長さ・大きさ比べ/お絵かき/三角や四角の図形 | – |
どちらのワークも、「もじ・かず・ちえ」がバランスよく学べる内容になっています。
学研のほうが、1ページに複数の課題が入っていて、より広く学べます。
くもんは、扱う課題やひらがなの数は少ないですが、その分ひとつずつを丁寧に繰り返し取り組むスタイルです。
夏らしさを感じる内容
夏のワークなので、どちらも夏をテーマにした雰囲気になっています。
ドリルに取り組むだけで夏気分が楽しめます。
買おうと思えば一年中買えるドリルだと思いますけど、やっぱり夏に取り組みたいですね。
水性ペンで繰り返し使えるボード付き
どちらも巻末付録にボード教材がついてます。
これはワーク・ドリルの定番ですね。
学研はおばけの顔をかいたり、ひらがなの練習です。
くもんは数字の練習ができる内容になっていました。
学研「夏のおけいこ」の特徴
ひとつのワークにもじ・かず・ちえがバランスよく入っている
学研のワークは、「今日はひらがな」「今日はかず」というふうに課題が分かれていません。
ひとつのページで、「ひらがな+かず+工作」のように複数の課題に取り組めるスタイルになっています。
↑は迷路+ひらがなのページです。
ほとんどのページがこれと同じように、複合ワークスタイルになっています。
シールを貼るワークがある
チビヒメが大好きなシール貼りワークがあります。
ひらがなシールを貼ったり、数字のシールを貼るような課題です。
ポピーほどお遊び感覚のワークではありません。
くもんのドリルは、ドリル内でのシールは一切使いません。
あるのは、終わった後に貼れる「できたシール」のみです。
工作課題が多め・答えの無い問題も!
複合ワークスタイルのおかげか、工作課題がとても多いです。
四角や三角の図形の課題もあります。
↓ アイスクリームを数字の分だけ貼るというワークもあります。
くもんのワークにも「はさみ」はありますが、全体の2ページのみです。
内容も、「ハサミの練習」に特化した内容になっています。↓
くもん「夏ドリル」の特徴
ひらがなは一画のものから優しくスタート
学研と違い、取り組めるひらがなの文字数が少ない「12文字」
この12文字はひらがなのお勉強を始めた人には厳選された文字です。
一画で書きやすい文字を中心に12文字だけがドリルに出てきて、繰り返し練習します。
くもん・学研ともに、最初のひらがなは「ひ」でした。
くもんはこの後も書きやすいひらがなが続きますが、
学研は「い・こ・さ・に」といった2画以上の文字が早々に出てきます。
チビヒメはひらがなの練習がマイブームだったので大丈夫でしたが、
ひらがなを書く練習を始めたばかりの子にはくもんのほうが親切なつくりです。
数字の書き問題が多め
左がくもん。右が学研です。
くもんのドリルは繰り返しが多いです。
学研は浅く広くというスタイルです。
付属のボードも数字の書き取りでした。
これまでひらがなに夢中だったチビヒメが、このボードのおかげで「数字の書き」にハマりはじめました。
おおきなひらがなポスターの付録つき
おまけに大きなひらがなポスターまでついてました。
王道のひらがなポスターですが、持ってませんでした。
さっそく、リビングの目につくところに貼ることにしました。
どちらのドリルがおすすめ?
ざっと全体を見てみて、感じたのは
- 学研 遊びの延長で楽しく学びたい人向け
- くもん お勉強感が強めのプリント学習がしたい人向け
でしょうか。
学研はほとんどのページが ↑(右)のような内容です。
「まつり=ねずみが9匹=数字の9」という楽しい雰囲気で、ひらがなとかずを同時に学びます。
くもんは、ストイックに「9」の書き取りをします。
書き取りの回数は、くもんのほうが上回るので、正しい数字の書き・ひらがなの書きは身につきやすいです。
数字の最後の課題では、くもんは歯抜け(薄い文字)の部分に自分で数字を書きます。
学研はというと、歯抜け部分にシールを貼ります。
シールなので簡単に見えますが、かずは「12」まであり、10以上も数が出てきます。
はさみを使うページもくもんは2ページのみで、学研はたくさんあります。
ただ、学研のハサミの課題は基本的に直線です。
くもん(左)のような曲線の課題は出てきません。
迷路の難易度はだいたい同じです。
個人的には学研のほうが楽しげで、くもんのほうが難しそうにみえるデザインだなと思いました。
・・・ということで、かなり好みがわかれるワーク・ドリルでした。
どちらも難易度的には3歳にちょうどよいものです。
間もなく4歳になるチビヒメは無理なく取り組めています。
学研とくもんのワークは、こどもちゃれんじやポピーのような幼児向け通信教育にくらべると難易度が高めです。
購入するレベルに迷ったら、実年齢のもので試してみるのがいちばんです。
今回のチビヒメのように誕生日が近い場合は、上の年齢よりも実年齢のほうが確実に取り組めておすすめです。(復習にもなりますし)
また、ワークを終えたら感想を紹介しようと思います(*^_^*)