卒乳をして間もなく1ヶ月になろうとしています。時折、胸元をのぞこうとすることがあります。思い切って、ガバッと見せてみましたが以前のように吸いつこうとはしませんでした。正しい発達だし、きちんと卒乳できたわけですが、ちょっと寂しいですね・・・
さて、卒乳時のいちばんのハードルは「夜間断乳」でした。逆に言えば、夜間断乳さえできてしまえば、卒乳は案外簡単です。この夜間断乳のハードルを上げているのは添い乳での寝かしつけでした。
眠るときに何かが口に入っていないと眠れない
添い乳での寝かしつけってラクですよね。私も、添い乳を覚えてからは寝かしつけつつ自分も寝てしまうことが何度もありました。そのくらいリラックスした時間でした。
ところで、赤ちゃんの夜泣きの原因ってなんだと思いますか?いろいろ原因はありますが、そのうちの一つに眠る前と違うと気づいた時に泣くそうです。つまり、添い乳で寝かしつけをしてしまうと、夜中に眠りが浅くなった時に・・・
お口の中にあったおっぱいがない!!
と気づいて泣いてしまうのだそうです。そして、眠る=授乳という習慣がついてしまうと、授乳以外では眠りづらくもなってしまいます。そこで、断乳(卒乳)を予定している方は、まずは夜間断乳から始めましょうと言われるのですが、その前に添い乳での寝かしつけからやめましょうと指導されるのです。
おしゃぶりを使うのはできれば避ける
添い乳寝かしつけをやめるようにと言われた時に真っ先に思いついたのは「おしゃぶり」でした。代わりに、おしゃぶりを与えてトントンと寝かしつけをしたらどうだろうということです。
この作戦には小児科の看護師さんに大反対されました。それにはこんな理由があります。
- おしゃぶり寝かしつけだと、おしゃぶりでしか眠らなくなる
- おしゃぶりを卒業させることが難しくなる
- おしゃぶりを卒業後、指しゃぶりをしやすくなる
- 指しゃぶりの習慣をやめさせるのは、卒乳よりも困難
ということです。おしゃぶりを使ってしまうことで、さらに難しいハードルを自分に課すことになってしまいます。それは避けたいですよね・・・
これまでおしゃぶりなしで過ごしてこれたなら、卒乳の際にあえておしゃぶりをはじめることはやめたほうがよさそうです。
眠るための儀式をつくる
断乳(卒乳)指導に行くと必ず言われる「眠りの儀式」
一般的なのは絵本などを読み聞かせて寝かせるというものです。これまでの添い乳にかわる「さぁ寝ますよ」という合図になる習慣をつくるのです。何を儀式にしようかとかなり悩みましたが、我が家の場合はお布団で横になってゴロゴロするだけで眠るようになりました。
ゴロゴロした時に、好きなだけ甘えてもいいように、私も一緒に横になってじっとしています。チビヒメは寝返りを繰り返して、私の腕に転がってきて腕枕状態になることもあれば、壁際に転がっていって小さくなっている時もあります。そのゴロゴロがしばらく続いたあと、動きが止まったな、と思うと眠っています。読み聞かせより手軽で助かります(*^_^*)
ただ、ママじゃないとダメ状態なので、隣での添い寝が夫になると大泣きします。ということは、この添い寝は立派な新習慣のようです。読み聞かせをすると、逆に興奮してしまうというお子さんには、こういった寝かしつけも良いかもしれませんよ。
我が家の添い乳卒乳記
我が家の場合は、2晩寝かしつけに苦労しましたが3日目の夜から添い寝での寝かしつけになりました。
1日目は1時間ほど泣き続けるチビヒメをあやして挫折して授乳しました(参考にならなくてスミマセン)その後の夜間授乳も、同じく1時間ほどは頑張ったものの挫折して授乳しています。
2日目は2時間ほど抱っこであやして寝かしつけました(映画1本みちゃいました)その後、夜中に目を覚ましましたが抱っこトントンを1時間ほどで再入眠しました。ただし、お布団に置くとすぐに起きてしまったので、抱っこしたまま壁にもたれて眠りました。
この嵐のような2晩を乗り越えて添い寝だけで眠るようになりました。本来は、少しずつ慣らしていくことをおすすめします。
- 添い乳をやめる(授乳は場所を変えて座ってする)
- 寝かしつけの添い乳をやめる(夜間授乳は続けるが添い乳ではなく別の場所で授乳)
- 夜間授乳もやめる
こんな感じが良さそうです。そろそろ本気で卒乳を考え始めた方は、まずは添い乳卒業からどうぞ~